株や債券など資産価値があるものは他にも色々ありますが、金は金そのものに価値がある実物資産と言われています。
他の株や債券だと会社が潰れるや国が崩壊すると価値が無くなってしまいます。
しかし金は金自体に価値がつき今まで一度も無価値になったことはありません。
そんな金ですが、資産価値はどうなのでしょうか?
金の資産価値のメリット、デメリットを解説していきます。
金資産のメリットとは?
- 無価値にはならない
- 世界で価値が共通
- 世界経済に振り回されない
無価値にならない
金は鉱山から発掘され金に加工されます。
この金ですが希少で数に限りがあり、鉱石1トンに対し5グラムしか金は取れないとされています。
このことから金の価値は下がっても無価値になることは無いとされています。
このことからも昔から金の価値は変わらないので比較的安全だと言えます。
世界で価値が共通
金の価値は国ごとで決まっているわけではないです。
日本は高くなっているけどアメリカでは安いといったことにはなっておらず金の価値は全世界で共通です。
これは金の価値が国でバラバラだと経済が混乱してしまうからだと言われています。
現在は米ドルにて世界的金取引が行われています。
このことから為替という面では多少金の価値は変動します。
世界経済に振り回されない
金は昔から安全資産と言われ、経済に何かあると価値が上がる傾向にあります。
金は実物資産で価値が無くなることはないです。
このことから個人投資家は経済が落ち込むと株や債券から金に資産をシフトして管理をします。
世界経済が落ち込むと金は逆に価値が上がるということです。
金資産のデメリットとは?
- 株よりリターンが少ない
- 為替の影響を受けてしまう
株よりリターンが少ない
金は株と違い配当金がありません。
リスクも少ない変わりにリターンも少ないということです。
株は業績などが良いと配当金や株価がどんどん上がって行くので金以上のリターンが期待できます。
為替の影響を受けてしまう
為替の状況で影響を受けてしまいます。
世界的金取引は米ドルで行われているので金を買うとなると米ドルを円に換算しそのあと金を買う必要があります。
つまり円高でドルの価値が下がっている時には金の価値は下がるということです。
ドルが安いとその分為替で特になるため金の価値が下がってしまうのです。
結局、金の資産価値ってどうなの?
金資産は人によって向き不向きあります。
長期で少しずつ上昇を期待して持ちたいのなら金資産は良いと思います。
逆に短期で上昇をして欲しいのなら株などの方がリターンも高いのでそちらの方がいいです。
大事なのは自分にあった資産を持つことです。